withコロナ時代を生きるものが抱え込まざるを得ないもの -香りに託す「願い」-

withコロナ時代を生きるものが抱え込まざるを得ないもの -香りに託す「願い」-

私たちは日々、時々刻々、さまざまな感情の波に洗われています。
このような波が絶え間なく流れてきても多くのヒトはうまく処理して日常生活を過ごしています。

withコロナ時代を生きることは、さらなるストレスが加わることです。
ストレス=緊張関係に自らの心身状態が適応しきれないとストレス諸問題が発生します。
ストレスに脆弱な小さな子たちさえも巻き込みます。
これらの感情には、セットのように身体症状を伴うのが普通です。
カラダのあちこちに悲観の対象が映され、頭痛、めまい、不眠など様々な身体症状がおこるのです。

“心身症“と呼ばれています。

心身症に至る、ストレッサーの量とストレス反応には単純な相関関係はみられません。
ストレス反応関係を大きく左右するのは、個々人の生活習慣やライフスタイル、個々人の性格行動特性、ヒューマンサポートの程度が要因として関わることがわかっています。
つまり、実に個別的であり、時間的にも流動的であることが多いのです。

例えば、試験のようなストレスであれば、周到な準備と努力で、自信をつけEustress(良いストレス)として働くことはしばしば経験することです。
しかし、新型コロナウイルスに伴う新しいストレッサー負荷にどのようなストレス対処行動をとったらよいか?!!

ストレッサーとなっている課題が自分の手ですぐに解決できない時、ヒトは実際の心的な負担を軽減する方法を見つける努力をします。
その方法が、いわゆる“癒し”と呼ばれています。
現代のストレス社会では“癒し”は流行語のようになっています。

アロマテラピーを“癒し”との関係で考えます。
アロマテラピーによるストレスホルモンの減少、ある種の脳波の増加、免疫力のアップなど反響が大きい結果も多く報告されています。 
しかし、アロマテラピーにかかわってきた者として、
植物の香りの役割は昔と同様に、「願い」の表現なのではと思うのです。
今、即興的にその時の自分の思いにあった香りを求めるのです。

カラダに疲れがあり、その疲れがたまってカラダの病気になるように、ココロにも疲れがあり、その疲れがたまってココロの病気がおこると考えられます。
ココロの疲れの原因を取り除き、休養をとればこの状態は自然に治癒します。

おそらく、

withコロナ時代が収束した時、目の前に広がるのは、昔と変わらない悠久の大自然!

*レモンマートルが開花
花弁は5
めしべは1
おしべの数は・・・?
数えきれない